2016-04-24

ヒューストンで何の車に乗りたいかの思考展開

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  • ヒューストンにやってきて初めての週末を過ごしています。
  • 今はマンスリーアパートに住んで、レンタカーで生活していますが、家を決めて、車も手に入れないといけません。
  • 車は、Back to the Futureにでてくるピックアップトラックのような車が欲しいです。映画の中で最終的にマーティが手に入れるのはTOYOTA。
  • ヒューストンはピックアップトラックランドと呼ばれているらしく、確かにトラックが超大量に走っている。各社もHOUSTON Editionという、通常よりもさらに大きなトラックをだしている(大きすぎる…そして皆、何も積んでいない)。
    • WIKIPEDIA
    • ピックアップトラック
      テキサス州では、轟音を立てて走るピックアップトラックを頻繁に目にする。「land of pickup trucks」と呼ばれるこのテキサス州は、全米の約14%のピックアップトラックが売れている最大の市場で[89]、州内で登録されている乗用車の約4分の1がピックアップトラックである。特に農村部では、乗用車の約半分がピックアップトラックである。[90]とりわけ、ビッグスリーが発売する、フルサイズのフォード・Fシリーズシボレー・シルバラードダッジ・ラムなどが非常に多く、数年前に比べてガソリン価格が高騰している現在[いつ?]でも、根強い人気を誇る。さらに、各メーカーは「テキサス・エディション」や「ローンスター・エディション」などという、地域限定仕様も発売している。2006年に操業開始した、トヨタ自動車北米向けフルサイズピックアップトラックのタンドラの工場も、ここテキサス州サンアントニオに立地する。なお、テキサス州のトラックの自動車税は、その他のタイプの車の自動車税よりも安い。[91]また、日本では安全性の問題から近年[いつ?]は急激に減った、金属製のグリルガードを付けたピックアップトラックも多い。
  • ということで現物をたくさん目にするが、現在のモデルは巨大化傾向にあり、どう考えても大きすぎる。
  • Image result for TUNDRA TOYOTAImage result for ford f150
  • できたら復刻したランクル70が欲しいが、ヒューストンには出回ってないもよう。
  • Image result for ランクル復刻 70
  • したがって、古いランクルを見ていくと丸目のものがある。この方向性を踏襲しているようにおもえるFJ CRUISERを買おう!と考えました。
  • ランクル70ランクル70
  • Image result for fj cruiserImage result for fj cruiser
  • 北米限定車。日野工場生産。2014年で北米での販売終了…(日本は継続)。ということで、中古でいいやつを探します。

2015-07-21

2015/07/20 横浜

2015/07/20 横浜 
蔡國強 展
透明の壁に、狼99匹が、ぶつかりにいっている作品
透明の壁 物理的に壁なくなったが、まだ見えない隔たりが存在してること
99 完結を知らずに先頭を進む 連続性
狼 共同体意識 英雄的精神 勇気

2015-03-01

Japan architechts1945-2010 という展示 3.11以後の建築 という展示の感想

今日、金沢21C美術館に観光にいきました。Japan architechts1945-2010という展示と、同時にやっていた3.11以後の建築という展示を見にいきました。
かなり戦後の建築歴史勉強になり、かつ自分が建築に対して感じる熱さはどこにあるのかを再確認する旅になりました。
以後かなり偏った意見。
結論は、「3.11以後の建築」は、すべてかつて私が好きな石山修武が提示したことの、トレースであり、石山さんが、いかに先見性あったかが分かった(言い換えれば、生まれる時代、30年早すぎた。いま40代だったら超ヒーロー。)ということだ。
例えば3.11以後の建築」の章立ては、
1みんなの家
2災害後に活動する
3エネルギーを考える
4使い手とつくる
5地域資源を見直す
6住まいをひらく
7建築家の役割を広げる
だが、これを石山修武キーワードに置き換えると、
1=石山自邸=世田谷村
2=唐桑、上九一色村
3=世田谷村、開放系技術論
4=施主とその息子さんに一部家を作らせるセルフビルド、もっとハードコアなのは石山さんと施主が2人きりで一から家をつくる「開拓者の家」…展示では高山建築学校にも行きビルをセルフビルドする岡氏のことがあったが、この学校の中心人物のひとりが石山氏。
5=三分一博志より、石山。世田谷村屋上
6=自宅がワークプレイス兼もろもろ=世田谷村
7=世田谷村=コミュニティデザイン〕。唐桑=地域の祭りを主催。秋葉原感覚で住宅=セルフビルドと関連した北米からの資材輸入業。小商い=著書参照。

また、成果になんなくてもワークインプログレスを見せることで、魅せて行く姿勢。これも近年、デザイン・建築でおおいけど=ウェブサイトにプロジェクトごとにページ作ったり、経過をみせるブログをしたり(世田谷村日記は、ブログ登場はるか以前からあり)
今回見た中で一番気になったのは坂茂さんだが、これは災害地支援=石山のにおい(例えばプノンペンへのポルポト派に破壊された寺のボランティアによる再建プロジェクト。あとは種々の人情系プロジェクト)を感じたからだが、
石山氏はデザイン力の不足(建物そのものはそんなくそかっこいい!とは言えない)と、様々な技術などを統合して良いアウトプットに持って行く作戦を立てる人物という本来のアーキテクトという言葉の意味に立ち返ると、シャイすぎたり、方々にちょうど良い感じに広報する力の弱さだったりが、同じような方向なのにもかかわらず、坂氏と評価大幅に分かれるてんなのであり…最終プリツカー賞を取るかいなかまで、分岐する。

黒川紀章=考え方、すごすぎ
安藤忠雄=インテグリティありすぎ
磯崎新=石山さんは舎弟
鈴木博之、難波和彦あたり、…ライバル
ってことで、社会が大きく進歩してくなかでの中で巨大建築、社会全体のメインストリームトレンドもフォローしつつ、科学技術への疑いもあるヒッピー世代、バックミンスターフラー、ホールアースカタログ的な何かを心に持つがゆえの反抗心もあり。というなかで、すごいいろんなポテンシャルが、あるんだけど…。

とにかく図録と、万茂の本も買い込み。読み込もうと思います。

金沢、ご飯(魚、お酒、おでん、などなど美味しいし、北欧的な良い家具の店もあるし、鈴木大拙館は、マジよかった。、、、なんかいも来てはいるのだが次は一泊できたい。粋な店で宴会をしながら様々に語り合いたい。

良い旅でした。
以上です。

2015-01-19

堀川すなお 解釈と行為 seeing and practicingを見に行った


  • 堀川すなお 「解釈と行為」 江之子島文化芸術創造センター を見に行った
  • 堀川さんは、バナナやライターを注視して、見える図像を絵に落としこむ作業をしていた
  • 結果として、我々が通常イメージするバナナとはかなり異なる異形な絵ができる
  • 展示では、最初↑のしかたで絵をかいていた堀川さんが、最終的に、人から聞いたバナナを解説した文字情報だけをもとに絵を書くことと、自分があるバナナをみてまずそれを文字に落とし込み、次はバナナをみずに文字だけをみて、図像に落としこむという手法に変わってきたことが、順をおって説明されていた
  • ここで思ったのは、「バナナを記述した文章をもとに、それだけをもとに絵をかくといっても、もともと頭の中にあるバナナのイメージを、完全にわすれて、本当に文字情報だけに基づいて絵をかけるのかどうか」
  • でもある程度は、文字で書いてあることに忠実に、書こうとしたらかけるのではないかと思った
  • あと、別にバナナのイメージが頭に有ってしまっても、特にそれを誰かに禁じられているわけではないのだから、実際にできていなくてもなんの問題もない
  • バナナを文字に落としんだとして、それをもとに絵をかいたら、元通り写真のようなバナナの絵ができると思いきや、異形なものになってしまうという一連のプロセスを見せることで、
  • 君は、目の前のものを理解して(文字に落としこんで)いるはずだけれど、実際、この絵になるような仕方で理解できていないのでは?
  • また、理解したものを文字で表現するとはどういうことか?文字にした時に削ぎ落とされてしまうものはなにか?などに思いを馳せることになる。
  • あと、いつもあるけど、あなたとわたしのバナナのイメージがちがうことを、文字&絵で表すことができると思うが、それは違っても、別に会話できるから問題ない(むかしから思っているとおり、言語の意味は社会的に形成される(言葉の意味は頭のなかに描いているイメージ図ではない。もしくはコミュニケーションで相手に伝える言葉の意味はそれを用いるときに頭のなかに描くイメージとは切り離せる)ので、だいたいおんなじ文化で過ごしていたら、コミュニケーションとる文脈のなかで、バナナをお互いが大きく取り違えたまま、すすむことは、ほぼない。もしあったとしても、それはやりとりの中で、ちょっとずれてるな、とか相手はこういう意味で用いているな、とかいう微修正がかかっていく。大きくずれたまま進んだ場合、どこかで会話のつじつまがあわなくなり、お互いにどういう意味で言ってますか?という大きな修正が入ることになる。
  • 今この人とは、バナナをこういうくくりで用いよう、という、お互いのぼんやり理解のなかで、微修正しつつコミュニケーションが流れていく状態をデイビドソンは「当座の理論」の構築と呼んだ、と私は理解しているが、英語を喋れないどうし、米国人と英語しゃべれない日本人が英語で話すとき、日本人同士で日本語で話すとき、、、と程度の差はあれども同じことをやっているはず。
  • デイビドソンの極論は、○○語は存在しなく、常にコミュニケーションをとる同士の「当座の理論」があるだけというものだが、
  • 日本語といわれている言語の境界線はどこで引けるか?ということに思いを馳せると、デイビドソン論もそこまで突飛ではないのかもしれない、と思っている。
  • 堀川さんが、自分で対象を見つづけて描くと、限界がくる。(どこまでやればいいのかわからない。終わりが来ない。これ以上、面白いものはでてこないかもしれないけど、出てくるかもしれないから、終わりがきまんない)が、他人が対象を文字で記述したもの、自分が対象を文字で記述したものをもとに描くと、(たぶん手順書にもとづいて図面を描くような形で、明確に終わりがある)から、描ける。といっていたのが興味深かった
  • つまり、堀川さんが、「自分が絵を描くための手法」を明確に定めて、その手法に基づくとこういうことができるはず、の仮説からものを生み出してみて、OKなら進む、だめならまた考えなおし、みたいな仮説検証を行っていること
  • あと、打ち上げに参加し、堀川さんの師匠の法貴さんが、モノ自体のもつ力、と説明する文章自体の凄さの件、言っていたが、
  • どちらも確度・精度・練度がすごかったら与える力は同程度のものになる。手段が違うだけで、目的はおなじだから…という理解をした
  • ものをつくっていて、評価の土俵にのってもの作ることができることも大切だが、それだけではつまんなくて、でも明らかにカウンター的な意思表明も、相手の土俵をいしきしちゃってて結局おもしろくない。やりたいのは、自分がこれだと思うものをただ作って、なんかすごいから今までの評価軸にないかもしんないけど評価されるような状態。
  • なかなか、ふつうではそう思えない。性格か、意志の力がないと。
  • http://www.enokojima-art.jp/event/20150110_horikawa/
  • https://www.evernote.com/shard/s17/sh/1e9cd386-2fc5-408b-8690-60f6cdc2c850/a74fe1ea03a5299626b13c3334f1ef06




2014-10-13

『キェルケゴールの信仰と哲学』鈴木祐丞 著 を読んだ感想


  • 鈴木祐丞 著 キェルケゴールの信仰と哲学』を読みました。取り急ぎ感想を書きます。
  • キェルケゴールは、若い時から直接性の中に生きることができなかった。
  • それは、父の宗教教育のせいで。
  • 永遠的なもの(ガチの精神の充実)(この場合宗教的なものを指すと思われる)を求めるよう、教育されて生きてきた
  • いろいろあって(『死に至る病』をかいて、自己意識を段階的に深めるなかで)、最終的な自己意識の高まり状態に行ってはじめて、「反省(永遠的なものへの開眼)の後の直接性」というのが最も重要な状態だと、思想の到達点があった
  • でも、読んでいる私にとって一番重要なのは、それが、キェルケゴール自身にとって実現不可能な状態だった、と彼自身が認識してしまったこと
  • それでも、生きていくには? たぶん、すごい葛藤あったはず。
  • さらに思索をすすめていくと、「キリストとの同時性」というのが本当の高みだというてんに気づいてくる
  • しかしここでも、そこに普通の人間であるキェルケゴール自身が至ることはできない、と気づいてしまう
  • それでも、生きていくには、?理想状態と、自分の状態が全然かけ離れているということに、深く考えれば考えるほど、ハマっていくような状態で。
  • →「神の意思について直接的に知ることができず、その意味で「弁証法的な宙吊り」状態に置かれている普通の人間にとって、神意に充実な生つまり信仰とは、…それでも絶望することなく、おそれおののいて、止むことなく神意を尋ね求めようとするべき」「そうした人間の生それ自体が信仰を表現するのである。この信仰のあり方が「自己への無限の関心」」 
  • →こういう考えに至った時、キェルケゴールの精神が解放されたと思われます。
  • →「神意について、手探りしながら、「反省のあとの直接性」という信仰の境地へ到達することに青年時代から憧れ続け、その果てに1984年の宗教的体験を通じてそうした信仰の自身にとっての不可能性を認識する羽目となった(しかも「閉じこもり」からも開放されないという認識にも至る)ことに象徴される彼のこれまでの生徒は、まさに、「自己への無限の関心」の体現」だった。「自分がこれまで神と共に生きてきたことを知り、自分がここに自分自身となったと言うのは、かれのこれまでの生が実は信仰を表現していたという意味での、これまでの生についての全面的な肯定を意味するであろう。
  • →自分の日記で、「私はなにも不足していない」「私は私の不幸において祝福された」「私の生の全てにおいて憂愁が存している。しかし、それもまた、言葉で言い表せないほどの救済なのである」…と言えるぐらい、自分の精神が解放されている。
  • 自分は宗教を信じていないけど、理想と現実の間で、最後、ありのままの自分の姿を肯定できたキェルケゴールに、いいね!と言いたいし、人生の殆どの時間をそれにかけなければいけなかった彼自身の特異な人生(たった42年)に、おつかれ。と言いたいし、そういう特別な事例だからこそ、今日でも、特定の宗教に関係なくとも、「理想と現実」に関して疑問などを持った際に、ケーススタディとしてふかく参照される価値をもちつづけているのだろうなと思いました。
以上です


2014-06-23

MINNESOTA:DAY1


  • 2014/06/22

  • ロスにはTATTOOED人おおすぎる
  • やっぱりアメリカ人はでかい

  • ミネソタには、金髪のアメリカ人多い

  • 朝7時
  • 先に、空港の店でインディアングッズ購入。石とかぶり物
  • 今回のタクシーはエチオピア人だった

  • MINNEAPOLISにはグリーンウェイというトレイルがまちなかにある
  • ああ、もっと自転車で湖畔やそのトレイルなど走り回りたかった
  • 自転車で街を散策
  • NICE RIDEというレンタサイクルをした
  • 結構アドベンチャー感があった
  • グリーンウェイはまわれなかったけど
  • ガタガタした橋を渡ったり

  • ミネソタ大学にあるフランク O ゲーリーのワイズマン美術館はすごかった
  • ミネソタ大学、日曜で人いなかった
  • ガラリとしたキャンパス内、レンガ系の建物と芝生がいい感じだった
  • ドンキータウンというミネソタ大学付近の、
  • こじんまりしたごちゃごちゃした一角にいった
  • カルチャー寄りの雰囲気感じられた。いろんな小さい店あった
  • ミネソタTシャツもそこで購入
  • そこは、むかし、ボブ・ディランが溜まってた一角だと知った

  • ドンキータウンでチャリ借りて、ミシシッピ川渡った
  • でかい滝見た
  • ブラック系のファミリーが結婚式の写真を橋の上で撮っていた
  • 美人・美男子すぎた
  • ロケーション最高すぎた
  • 滝、デカかった
  • 日本には無いスケール
  • 河が濁流だった。日本だったら氾濫してるって思われるレベル
  • ビルが格好いい
  • 昔小麦工場だったのか?レンガ造りのビルをコンバージョンしたもの(わざと崩れてる
  • がスリーシアターでタクシー呼んで帰るまえに、
  • 集団で走ってきた中学ぐらいの女の子に声をかけられる
  • ミネアポリス出身?免許書もってませんか?
  • とっさに、ない!って言ったら、去っていったが、多分自転車でいうところのALLEY CAT RACEをしていて、「ミネアポリス人以外のひとの免許書と一緒に写真とること」がタスクにはいっていたのだ、ということを後からわかって、わるいことしたなーと思った
  • 結婚式にむかう、灰色のスラックスとベストで揃えた男性・ドレスの女性チームとすれ違う
  • かなりみんなきまってる

  • 宿泊先のとなり町PLYMOUTHにもどって、LAKE MEDICINEの湖畔まで30分ほど住宅地を歩いた
  • 途中、雨にふられたけど、あがった
  • そのせいで、景色が濡れてうつくしくなった
  • PLYMOUTHのそのあたりの日曜日は、あまりに、静かで、穏やかな雰囲気に包まれていた
  • 他のアメリカでは、こんなことは感じなかった
  • 私が行ったことないだけで、ヒューストンにもバークレーにもあったのかもしれないが
  • すくなくとも大都会・寂れたダウンタウン・カルチャーがありまくる場所・にはない雰囲気
  • アメリカの、ふつうの家のふつうのスタイル
  • これに、とても魅了された
  • どでかい木々と、整備された芝のアメリカンスタイルの区画と、家
  • 湖畔で釣りしてる人
  • ボート漕いでいる人
  • 皆、家にボート持っている
  • アメリカンスタイルの家は、まさにスタイルをもっている
  • この統一感が、すごく大切だ
  • ひとも、ナイスなひとがおおい
  • あいさつの雰囲気とか
  • 車、自転車と歩行者がいたらぜったいとまってくれる
  • おまえ、先に渡れという形
  • 写真とるため道はみ出してあるいてたら、面白い顔でジェスチャーくれたり
  • しかもオバサンとかが

  • ホテル横のガソスタで、トレイルミックスとかおみやげ用に買う
  • いいやつそうな店員
  • アメリカの郊外の日曜のガソスタの、どこにでもありそうな雰囲気
  • そこで急に日差しがでてきた
  • 17:00ぐらいで、ここでビールを外で飲めば、最高だ
  • ないのでホテル区画に併設のCARIBOU COFFEEいってみた
  • 「ほどよくなにも無い感」、アメリカのこんなところで味わうとは
  • コーヒーにチョコが入ってる飲料をのみながら、ホテルの庭でチルしていたらうとうとしてきた
  • プールも入ろうと思っていたけれど、はやめに部屋にもどって寝た

  • インディアンのことに思いを馳せたかった
  • ずっと寝ているのはもったいなく、0時におきてDAY2を始めた


2014-05-06

ONOMICHI U2 に行っての感想 (すこし前






  • 荷物のハンドキャリー頼まれ、尾道へ。
  • 噂の新施設onomichi U2へ行ったのですが、けっこう考えたことがあったので、メモとして書きます。
  • 尾道と今治は行政ふくめ、しまなみ海道を「自転車レジャー」でライズアップさせようとしている。
  • そのゴールorスタート地点の尾道にホテルも兼ねた海運倉庫リノベ物件をつくった。
  • 地域産のオシャレなグッズ、カフェ、BAR、レストラン、パン屋がある。

  • ガチの自転車のってるひとは一人も見当たらない。
  • ガチの自転車も停まっていない。
  • 推定
  • →ガチで乗る人には、片道70kmのしまなみ海道はみじか過ぎるから、さっさと走ってここにストップしないで帰る
  • →ガチで乗る人は、コンビニの方が好き(安くて、いろいろあるから。速攻元気とか、水とかお菓子とか)

  • GIANTショップ入ってるが、店員が自転車にあまり詳しくない女の子
  • 置いてるのはクロスバイク中心で、ミニベロ、ロードも一応
  • レンタサイクルをしている
  • 推定
  • →ガチで乗ってる人には、わざわざここで自転車関連グッズを買う必要がない。レンタサイクルもしない。
  • パンク修理関連を忘れたときの補給程度の用しかない。ほかは自分で調達できる。あと整備も自分で可能だから。
  • →GIANT側も、ガチの人はメインのターゲットではないはず。クロスバイクぐらいで、サイクリングレジャーに来てみました的な人達をターゲットにしている
  • →その場合、今治側にこのGIANTを乗り捨てできる仕組みが必須。逆側も要る。(そんなのもうあるか?
  • →ただし、その「レジャー」の人も見当たらないのが気になったが…

  • 最新の換気&調湿設備が入っている。
  • 推定
  • ぶち抜きの空間をだいたいそれで空調して、必要ある時期のみエアコンを動かす。(?
  • ラジエータが床からたくさん生えている。
  • インテリアのアクセントにもなっている。
  • 冬に使うお湯の排熱利用なのか?独立のシステムのはずはないが、全体図が理解足りなく分からん。イニシャルは何年で回収?勉強不足
  • また、ホテルの部屋は個別のペア機はいっており、ガスも部屋ごとに。
  • →ぶち抜き部分とホテルで、入ってるメーカが異なり、何かの(取り合い?)妥協の産物なのか。
  • また、施設の外に大量にあった10HPぐらいの室外機の羅列はどこに対して?結局、調湿では間に合わないからがっつりエアコン要る?とすると、ラジエータや調湿設備は、イニシャルを不当に高めている気がする。余裕あるのか?見てすぐわからない。勉強不足
  • レモンのピザや、買い求めたパンはうまかったです。西海岸テイストのコーヒーも、アイスも、ワインバーもあって、いい感じであることには疑いない。初夏に来て、デッキでビールでも飲めば最高のはず
  • 結論として、お客さんはチャリ云々より、地域の若い〜中年のオシャレな人達、ファミリー中心に、今後も良い感じの空間として定着していくように思いました。空間にもまだ遊休部分あったので、まだまだ良くなる余地あり。
  • 以上です。

2014-04-01

杉本文楽 曽根崎心中 を見ての感想

 

3月31日、
杉本文楽 曽根崎心中をみに行った。

台本を買ったが、いちばん後ろに「曽根崎心中 完全版」をめぐる文献学的な考察あり。

今回復活された(かつてつまらないから削除された)観音周りは、確かに面白いシーンではない。

曽根崎心中、そもそもなんで叶わぬ恋は死んであの世なら叶うという考えするのかの前提として、実は観音信仰に帰依してるてことが大切で、それを示すシーンとして必要なのはわかるが。

ただし、昔からそのシーンが削除されてきたため、曲も太夫の歌い方も国宝レベルが渾身の自作は熱いかと。

DVDで出てる最初の杉本文楽とは演出が異なるが、ミニマルさ、圧倒的な暗さ(それでもふつうからしたらあり得ないが)が減って、少し色気だしてる感。束芋の映像つかったり。DVDとの見比べが必要。

文楽は芸能としてはハンパないことが理解できた。したがって単純に潰すことでコストカッターとして辣腕発揮!をもし橋下市長がアピールしたかったのであれば、逆に彼の無知をそしる世論の流れにしかならない。ということことは理解できた。

2014-03-26

Future Beauty 日本ファッション:不連続の連続 京都国立近代美術館 を見に行ってのメモ



  • 先日ファッションの展示(過去と現在のファッションデザイナが残した業績の文脈上の意味合いとともにその服自体がマネキン展示されてる)に行った
  • 過去にも何度かにたような内容の展示に行ったことあり
  • 例えば森美術館でやったVictor & Rolf の展示はすげかった
  • そういう系の企画でよく展示されてんのが、都築響一の『着倒れ方丈記』の写真
  • (ブランド服にどハマりした人の部屋にその服全部並べて撮影し、生活スタイルのインタビューとともに展示するというもの)
  • 確かにこれむちゃくちゃおもしろい。今回もつい凝視

  • というわかで、何で自分がそれ面白いと思うのか深掘りしたい気持ちがある
  • 複数ではなく、あるひとつのブランドの服を買いまくってしまう人が紹介されており、その人なりの理由づけが色々ある。(その人にとっては非常に大切な理由をもってその服を買ってる。
  • ここ結構重要。その人が何を自分のスタイルにしたいか=人生だから。
  • ほぼ全ての人が、金持ちではない。
  • 部屋が狭い。方丈記の名を冠するのはそれが理由。
  • 金ない、部屋も狭い、けど高級服が大量=はたからみると狂気

  • 実は他のジャンルで言えば、似たような感じのかたは何人か知っている。
  • 超大量のマンガを保有し、しかもそれを「自炊」したため、海外出張が多い会社のメンバーから神扱いされているかた
  • いち大学生の資金力にもかかわらず大量のCDを収集し続けた結果資金ショート陥り、戒めとして自らのクレジットカードをへし折ったかた
  • 京町屋の壁に専用の治具を取り付け、10台ぐらいの自転車をマウントしている夫婦
  • 倉庫の中に部屋を「建て」、(建築家の石山修武さんの家みたい)「外」であるところの倉庫内に自転車とバイクを数え切れないほど保有しているかた
  • 基本、全員尊敬に値するスタイル有している。
  • しかし。彼らは着倒れ方丈記と同様のコレクタとして取材対象にはならないと思う。
  • ここからは粗い私見だが、それはマンガもCDも自転車も、いちジャンルのみ、いちメーカーのみの集めじゃないからだと思う。
  • 色々あつめてる100こ、と、そのメーカーの品物だけを100こもってる。その作家のマンガだけノベライズ含めて全部もってる。あとは持ってない。の比較では後者の方がヤバイ。
  • なぜそこに一点集中するのか。その人なりの深い理由がある(他人には大体において意味がない。だけど、そんなことはどうでもいい)。そこが普通から見ると狂気だが、それゆえにひかれるのではないか。
  • いろんなことに興味があるバランスのいい感じの人のコレクションは、おそらく良い感じだったり、見事ではあるかもしれないが、イカレタ感じは薄まる
  • てわけで、私がいちばんおもしろかったのは、新宿区四畳半、四階エレベータなし畳の風呂なし部屋に、エルメスのが整然と並ぶ特許事務所勤務の男性の方丈。

以上です。

2014-03-17

ウイリアムケントリッジ 時間の抵抗 をみてのメモ

3月16日
ウイリアムケントリッジ、時間の抵抗
京都 での展示、最終日いった。
--
置いてあった本、かなりよし。
かがくをかたるとはどいういことか。伊勢田氏の本。
つまり科学と科学哲学について、最近出た本。
論文の教室も買いたい(戸田山氏の本
--
英語がりかいできないと、作品の本質はわからず。
南アフリカ、やばい状況。アフリカ大陸占領の歴史。スレイバリーな感じ。機械文明における人間性。時空、宇宙、ここじゃない視点からの考察をしている(ような)感じ。もしかしたら、こうであり得たのかもしれない、におもい馳せさせるような感じ。


ハイクオリティな映像は、さすが。かなり作品のクオリティ高い。本筋、本物感。滑稽だったり、残酷、暗いトーンを絶妙に織り交ぜ。ヒップホップの歴史をスパイクリーが語った映画みたいユーモア感、だけど厳しいみたいなノリに近いもの感じた。もっと抽象的だが。

スレイバリーの象徴的な機械作品が会場真ん中にあり。駆動し、奇妙な動きする。はたおり?井戸を掘る?の象徴?なんか強制肉体労働の象徴。

構造としては、チェーンリングを動かして、上下動につなげてるモーターと、クランクシャフトを動かしてあいたりしまったりする動きに繋げてるモーターの二つが内臓されている。
そうは見えないように作られてたが。

ずろく¥30000高い。しかし買って読み込む価値かなりある。一見の価値がある。

本件企画のパラソフィアで働いてる村木の島メイト川角さんとギョウザ食べ行く約束。済

取り急ぎ以上です。

2014-03-13

BARについてのまとめ/ および京都に遊びくる際の連絡

写真はイメージ


  • 観光地京都には小さい街にバーがひしめいている
  • ひとり杯を傾ける or 2人ぐらいでしずかに飲むのに適したあらゆる種類の店がある
  • てわけで、たまにはそういうところで飲んでみたりしたい気持ちが、私にはある
  • 創業⚪︎年のオーセンティック店から、
  • 京町屋ふう、とくていの酒ジャンル専門、など果てしない
  • うちの近所にも「うえとサロン&バー」ていう、新しいめの落ち着きはらった店がある
  • ちゃんとした店で経験積んだ感じの若いマスターがやってて、いい感じだった
  • ところで、そういった店とは全く異なるスタイルのバーが存在し、そっちにすごい魅力を感じる
  • それは「角うち」という、街の酒屋さん(昼はお酒の販売とか配達している)が、夕方からは店内で一杯飲み屋を開店するスタイル
  • 特に昔からの酒屋さんに多い
  • だいたいテーブルはビールケースをひっくり返して板を載せる等、昼の通常業務から速攻で飲み屋に変身するための方式が取られている
  • つまみは柿ピーとかスルメとか、缶詰めとかしかない
  • 酒は高くても純米吟醸まで
  • ただし全部おいしいやつでディギングしがいあり
  • 店主は基本、下町の酒屋の店主であるがゆえ、まじきっぷのいい感じ
  • 一般のバーのマスターの正反対の接客
  • 店内はお世辞にもキレイとはいえない
  • これを風情と思うか否かが分かれ目
  • 客は地域住民やアル中風のおっちゃんが中心
  • ただし店が京都駅前裏路地にあるため、会社重役とおぼしき老紳士、OLまで
  • 一杯、二杯だけのんで、さっと帰路につく
  • 多分明日もくるのか?
  • とにかく結論を言うと、そこに17時ぐらいに行くと非常に静かで、かなりいい時間が流れている
  • 一日の終わりの、最もうつくしく得がたい時間という意味でマジックアワーとでも言いたいような
  • ブエナビスタソシアルクラブの、静かなとこの映像、みたいなかんじ?
  • 昔、村木としばしば豊島という島の「シーサイド大西」ていう地域住民のたまり場で、船の時間まで瓶ビールを飲んだが、そのときも同じ気持ち思った
  • てわけで、その店飲みに行きたいので、京都にくる際はど平日か土曜の早めでおねかいします。

とりいそぎ以上です。

2013-07-23

今朝の日記(大竹伸朗の本

早起きして大竹伸朗の新著『ビ』をよんでるが、大竹さんは最高だ。

モチベーションの持ち方が好きだ。作品を作りたいていう強い気持ち。まじ最高。

作品を作る動機のロジカルに説明できなさ、コンセプト性のなさ度合い、作品群の統一性なさ、雑多さ。作品の極度の多さ。

上記内容がまったくの対極にある杉本博司とともに、俺が好きなアーティストは、と問われたら真っ先に答える人物です。



2013-06-08

ペーパードリップでいれるコーヒーについての現時点の考えまとめ


コーヒーについて、現在の考えをまとめます
  • コーヒー豆を購入し、自分でいれて飲むようになったのは、大学3年のときからだ
  • 豆の産地・焙煎の深さ・一杯につかう豆の量・などを試し、自分の中で好みの味はこういうものだ、というものもできた
  • いろいろ試したが、ただしコーヒーのいれかただけはずっと同じ。つまり、ペーパードリップという方式でコーヒーをいれてきた
  • (ネルは管理項目が多すぎて不可)
  • (エスプレッソは、市販のヤカンみたい奴で作っても重要な要素である「圧」が足りないから不可。専門店の高級マシンのやつを飲め)
  • そんななか、去年、高校時代からの先輩が、「浅煎り豆・プレス式」という私が今までやっていなかった方式でコーヒーをいれ続けていた、ことを改めて確認した
  • それは、日本のだいたいのコーヒーおいしいとされるカフェの基本やりかた、つまり「深煎り豆・ペーパーorネルドリップ」という方式とは基本的に異なる
  • 「浅煎り・プレス」は昨今、米西海岸コーヒーの新たな潮流ということで紹介されてる(たとえばBRUTUS)ものと同じ方向性だが、それを10年ぐらい前からやってたことを改めて話しあい、かなり感化された
  • kucha rismo という店で、宇都宮にあります
  • というわけで、昨年からの1年間、プレスでいれて美味しいコーヒーを自分のなかで探索する旅が始まった
  • やり方は、「普通の紅茶などをプレスする器具」「エアロプレスという注射器みたいな器具」「挽いた豆をガラスポットに入れ→お湯を淹れて3分待機→茶こしでコップにうつすという原始的方法」など
  • 1年で、それなりにいい感じにやり方を身につけた
  • しかし、一番の問題点は、豆にあることが判明した
  • 前提 : 自家焙煎マジの店に限る
  • 要望 :
    •  (1)近所(チャリで行ける)
    • (2)値段は¥500/100g以下 
    • (3) プレス的な入れ方にベストマッチさせようと豆を焙煎している
  • そんな店は見つけきれませんでした
  • より詳しく言えば、条件(1)(2)を満たすよき店はあるのですが、(3)を同時に満たそうとすると難しい
  • (日本のカフェのハズシのない王道であるところの「深煎り豆・ペーパーorネルドリップ」カルチャーをあえて追求していないが、名人、というのが、そんなに簡単にはみつかるわけもなく)
  • (だから、例えば、プロでやってる俺の先輩は、そういう方向性の焙煎屋(米・欧・日)から豆を仕入れて、いれている。そしてそんな豆はとても高い)
  • (ちなみに、米発信のそういう系な豆焙煎ショップは、そういういれ方にあう豆をかなり分析的に焙煎しているらしく、豆を買うと、どんなパラメータを用いたか表示されていることも多い。そういう理詰め突き詰め感はアメリカらしくて素晴らしい。がそんな豆はとても高い)
  • (ですから、そういう豆を用いて意識してコーヒーをいれてる店があるならば、私としてはお金をだして飲むにかなり値する)
  • てわけで、今日から「中深の豆をペーパードリップでいれる」という方式に1年ぶりにもどしました
  • 以前どおり、おいしかった。以上です
  • とはならなかった
  • 「お湯をいれて3分待っておけばいいスタイル」とは全く異なる要素がペーパードリップにはあることを改めて再確認した
  • それは、「非常に集中して、お湯をそそぐ作業を行う必要がある」点
  • これを間違うと、あまりおいしくない
  • したがって集中が要る
  • 実は、この作業プロセスが私にとっては非常に重要な、「坐禅してるような、気持ちをかなり静かに落ち着かせた中で過ぎる時間」になっている事にあらためて気づきました
  • できあがるコーヒーもさることながら、この3分程度の時間がすごく好きだったということを思い出しました
  • (千宗屋が「茶」という本で、1日の中で自分で2-3回、茶を入れる時間のことを上記のような時間としてとらえている的に言ってたと思う)
  • 結論として、現時点、コーヒーはペーパードリップが良いです
以上です

2013-04-30

iphone5を毎日つかっていての様々な感想

iphone5を毎日大活用していますが、それにまつわる考えを巡らせたので以下に整理します
  • foxconn、普通ならプレス or ダイキャストのところ、ファナックからCNC切削機械を大量購入して制作。iphoneのユニボディの話。 
  • ファナック、神。やりきったホンハイ生技の力技も。
  • オプション品、故障時のメンテ品を3Dデータでユーザに渡し、プリントアウトしてもらい、使ってもらう。メーカは在庫持たない。というサービスの考え方。でてくる。たぶん
  • 森精機、また工場見学してー。あとファナックもいってみたいー
  • 「自工程完結?結果として組み立て易さ&検査レス?関係ねーぜ、全部力技でやるぜ。レイバーコスト安いぜ」vs「サプライヤ含め自工程完結」。時代は前者。
  • 力技になってる部分を安い人いがいに置き換えられたら、後者は勝てる。
  • ただし、力技になってる部分は現状、力技以外へのおきかえが大変
  • ホンハイの利益率2%→早くODMしたいはず
  • foxconnが中国国内の人件費の差を利用して工場移転→移転先で事故→iPad受注がpegatronへ流出。
  • EMSはそろそろ、簡単な工程はミャンマーに出し始めるのではないだろうか。人件費、中国の1/4程度とのこと
  • 上記2件、焼畑農業にしか見えない。
  • いろいろあるけれど、世の中の大きな流れはこうだし、変わらないと思う。
  • また、そのおかげでiphone5 の便利さを最大限享受できている。
  • そんな中で、都度都度、世の中の全体の事や、自分の暮らしの事、何が幸せなのか、「我が人生にいっぺんの悔いなし」と言い切れるための要素(ひとによって、かなり異なる)、など、まじめに考えつつ生きていこうと思いました。
以上です。

2013-01-27

ジャズ研の結婚式にいってのまとめ

あまりにも基本的なことなのですが、こういうことは毎回確認が必要なことのため記します

  • ジャズ研の先輩の結婚式に参加した おめでとうございます。
  • もうそれはずっと知ってることなのだが、今回も最高だった
  • もちろん学生でいろいろ一緒にやってた頃とはちがって、全員が集まるわけじゃない
  • いまは各自、いろんな近況。
  • でも、なんか皆さんがいつまでも繋がってる感が、基本的なコード進行みたいに、ある感じ?
  • もともと地元全然違うし、いま住んでる場所も東京・それいがい・海外まであるし、やってる仕事も全然違うし、それぞれがっつり or ちょっと休んでたり・転職や起業かんがえてたり・独身・結婚・こどもいる・いない・…etc.
  • あたりまえだがやっぱ、いろいろ変化する
  • ひとりひとりの皆さんと話すと、自立されているなーと感じたり、すげー何かに打ち込みまくってたり、とても幸せライフな家庭を築かれてたり、ずっと昔から同じで貫いてたり、という部分が垣間見える
  • 昔からしっている皆さんがそいう感じなので、年齢関係なく尊敬の念、抱く感じです
  • 私はHIPHOPがけっこう好きですが、聞くと、地元をレペゼンするラッパーが、「ここがおれたちのHOOD、YEAH、YEAH…」というようなことを歌っていることがよくある
  • そんな感情を、どうしてもこのジャズ研というものに対して感じます
  • 「ここがおれたちのHOOD!」と叫びたいような気持ちに毎回、なります
  • おれたちのHOODはいつまでも世界に誇れる最高のHOODだ!と言いたいです


以上です

2013-01-15

地中美術館の感想_2013-01-13

直島を久しぶりに再訪し、ひとり地中美術館に行ったので考えをまとめます
  • 地中美術館は、常設で3人の作家の作品が置いてあり、展示替えはない
  • そのため、なぜこの美術館にこの作品が置いてあるのかということには、深い意図がある
  • さらに、それぞれの作品も、非常にコンセプチュアルだ
  • 一見、「印象派の有名画家の絵」という一言で片付けられる可能性のあるモネの絵も展示されている
  • がしかし、この地中美術館においては、最晩年のモネの絵は、「白内障という要因によって知覚が歪められた作家が、自分の知覚する現象をキャンバスに落としたきわめて具象な絵画」という位置づけで展示されていると考えられる
  • その時に想起されるのは、いわゆる「じゃあ知覚の先にあるモノそれ自体」なんてあるのか、そんなものはなく、知覚が全てなのか、といったカントの時からある哲学的問題であったり
  • 他の展示であるところのジェームズ・タレルの作品で示されているウィトゲンシュタイン的アスペクトの実験(人間の知覚にはアスペクトってものがあり、詳細は省くがそれは意識的に見たり見なかったりできるもの)と、そもそも病気という外的要因によって知覚が歪められてしまった状態で絵画を作成している状態との鮮烈な対比であったりする
  • もうひとつの作品、ウォルターデマリアの作品は、大きな石の球が巨大な階段状の部屋に置いてあるものだが、作家によると、「その作品の意味はない」という
  • しかしながら、私はその部屋に入るとき、いつも、なにか神々しものを感じてしまう。西行が言うところの「なにごとのおわしますかは知らねども…」的な気持ちになるのだ
  • それでもしかし、作家によると、意味は特にありません、という。では、なぜ意味がないものに、こう人間てのは、私てのは、何か意味をかんじとってしまうのだろう。そういう人間の心の作用って何なんだろう。
  • そんなことに思いを馳せざるを得ない作品があるのがこの美術館です
  • 今回、さらにそれを、閉館間際の暗い空間で、ひとりきりで、本当に耳が痛くなるほどの強烈な静寂さの中で鑑賞できる瞬間がありました
  • そのとき、心が踊っているような、静かに沈んでいるような、なんとも言えない感動がありました。深く感じ入りました。
  • 会田誠は、大学の時ある意味悟りを得た経験を経て(あの曼荼羅の作品)、だからこそ人生の本質的な部分で勝負するのではない方向でアートをやろうと心に決めた、と、この前言っておられました。そして、そんな会田誠の作品は、大好き。
  • じゃあ、逆に、本質的なところで勝負してる作品はどこにあるか。それは、地中美術館。それは自分が聞かれたら間違いなくそう答えます。


以上です

2012-12-13

通勤の仕方について振り返ってみた


現在の考えをまとめてみました
  1. 今年の5月ぐらいから自転車通勤の内容を突然変え、1日50km走ってきた
  2. 最初は負荷が大きすぎてムリかと思ったが、結局今まで続けた
  3. 1ヶ月に1000kmのペースで走ることがコンスタントにできるようになった
  4. 結果として、体力アップ、筋力アップを大幅が図れ、体型もかわってきた
  5. 小さいことを地道に積み上げると、すごい結果が得られると感じた
  6. しかしそれは結果であって、そういう事がしたくて始めたわけではない
  7. なにより、自転車に乗るのが楽しかったため、とにかく乗ったという感覚です
  8. しかし最近、問題に感じることがでてきた
  9. あくまで通勤をしているため、「より短時間で会社につくこと」等の効率を無意識に求めるようになっている事に気づいた
  10. もちろんそれは必要なことだが、「通勤という毎日生じる時間を、チャリを乗ることを楽しむために使おう」という当初の目的意識が失われてきたような気がする
  11. 好きでやっていたはずが、「チャリは時間がかかる」「チャリは寒い」等の考えが頭をかすめることがある
  12. つまり、楽しいだけで乗れた時期は、ある程度の成果を見たせいで逆に、もう過ぎてしまったのだろうか。とにかく、すこし行き詰まり感がある
  13. ただし、けっこう頑張って積み上げたからこそ、こういう考えが浮かんでくるとも言え、そこは良いと思う。次のレベルにいくときの産みの苦しみ的な。
  14. そんなときに、愛用のsurlyという自転車メーカーのblogで凄くいいことを言っていて、思いを改めた
  15. ようするに、私と同じく、通勤で自転車に乗りまくったが故に生じた精神状態について記述している
  16. http://surlybikes.com/blog/post/stop_and_smell_the_flasky
  17. そして、こんな言葉とミネアポリス(surlyの本拠地。極寒)の素敵な写真で締めくくられていた
  18. I ride my bike because it’s fun. Sometimes I forget though, just how fun it can be.  So on your way home this week, stop and talk to a construction worker, or drink some bourbon (or beer if you live in a warmer place than me) and smell the smellables and check the world out. 
  19. Or be an asshole and don’t. 
    Just don’t forget, bikes are fun; and the trouble they can get you into keeps that fun going on and on.
  20. 忘れてた気持ちを思い出してきた。乗りたいから乗ってただけだ!と。
  21. そして、今-10°Cぐらいいってるミネアポリスでも、まだまだチャリに乗ってる。ということは、寒さは準備によって、まだまだ克服できるじゃないか!
  22. それ自体を楽しみたい
  23. つまり最後のthe trouble they can get you into keeps that fun going on and on. は「暑さ」「寒さ」「凍った路面」「マシントラブル」「ケガ」など、身にしみてその言葉のimplicationを感じる
  24. そしてご多分にもれず昨日も夜中にパンクして、途中の駅にチャリを停め、失意の電車にのりました
  25. 最後にまとめると、まだまだやりたい気持ちになっている
  26. 以上です

2012-06-18

6/16にin timeというイベントにいってまじ感動した


先日、10年の時をこえてヘビーがもどってきたドライアンドヘビーが主催するクラブエイジアのin timeてイベントに行ったのですが、あまりにいろんなことがあったので記憶のために書き記します。

まずいくに先立って、DJ QSさんが僕のことをゲストでエイジアに招待してくれました。これだけで感動。2000年代の中盤にTha blue herbにはまってから、そのあとjazzとhiphopが深い関係にあるという事実にみちびかれて音掘ってウッドベースひいてきた自分にとっては、はんぱないinvitationでした。だってさ、DJQSの『そらみろ』てあるばむきいたことある?このhome alone て曲、ファラオサンダースのjourney to the oneてアルバムの曲が元ネタだし、tougher mixていうのsound cloudにあがってるのきいてみてよ、このtwigyのdamareのバックのベースラインもファラオですから。あとliving legends のイーライとluckyiamのフローはんぱない好きですから。パーティの最後の最後、QSさんと直接バックグラウンドを話せた。ちよーー感慨深い。ポケットに『そらみろ』いれていったしね。

DJ YASも、DJ KRUSHも、それをささえる最高音響もちょーやばかったですけど、はんぱなかったのはドラヘビでした。

きほんベースアンプの正面一番前だったんすけど、最高音響のなせるわざなのか、関係ないほど低音を感じました。芯から体が震えた。
僕はウッドベースをやってきてヘビーのベースがかなり好きなのですが、ヘビーのいるドラヘビは初です。
最初の音がでたとき、思い入れとかはまったく抜きにして、あまりにも素晴らしいベースの音でいままで聞いたことのないような音だったので、感動して思わず涙が出てしまいました。それほど素晴らしいベースでした。
こんかいはwithこだま和文だったのですが、これは初だったのでしょうか、ヘビーがその旨を喋っていました。ヘビーが言葉を発したのは最後の最後だったのですが、感動しすぎて吠えてしまいました ; 「昔、mute beatとは違う、rebel musicを俺達はやって行くと宣言した。でも15年経って、こだまさんのペットの一音一音に凄いrebelが詰まってるって痛感した。今日俺たちがレゲエをやれてるのは……」
私は中学生のころにハードコアにびびってから現在、ハードコアとは何なのか、たまに思いを馳せることがあります。しかし、ハードコアとはこれです。ヘビーくそかっこいいです。

最後の最後、QSのDJおわって、京都にまたきてくださいで別れた。「灰皿を戻し、寝てるやつを起こし」の世界だ。

しみじみとした感動はまだつづいている。

以上です

2012-04-16

現代アートにマーケティングを学んだ

あまり深くない考察です
  1. 昨日,大学の芸術学部の学生さんと会った
  2. そこで強烈にもしや?という思いにとらわれたのは,現在,全国の大学の芸術専攻には「ゆるふわ」な方が多数入学してくる時代になったのではないかということ.
  3. ここで「ゆるふわ」=手づくり雑貨/カフェ/その他きれいなものが好き のごく普通の感性の方,ぐらいの大まかなものとして定義する
  4. 私が学生の時,芸術専攻には「ゆるふわ」はほとんどおらず,「胆にいちもつある」系統の方が多数いたように感じる   それが10年ぐらいでかなり変わったのではないか?
  5. ここで「胆にいちもつ」系=良い意味で尋常じゃない系統を大まかに指す (例 : the party 関連の方々とか
  6. ある人が「ゆるふわ」である事を否定したいのではなく,大いにけっこう.そういう事実があることを指摘したい.
  7. わたしは一般論として,「ゆるふわ」な人に,現代アートの頑張って継続して掘らないとわかんないきびしー部分(ジャズに例えると,自分の経験だと例えばプラグドニッケルの良さとか,indiaの良さとか)を掘ろうという志向があまりない感じを感じる
  8. したがって,そういう人が増えれば,深い部分に刺さることで突き抜けるようなアートはでてこない,というふうに推測する.
  9. それは,残念ですね.
  10. ところで「ゆるふわ」な人は財布のヒモがゆるいという説も某関係者から聞いている.
  11. そんな中,「渋谷ヒカリエ」という最近東急が建てたオシャレ巨大テナントに小山登美夫ギャラリーがポップな感じのギャラリーをオープンする,というお知らせメールがいま来た.
  12. ダミアン・ハースト/デビット・リンチ/奈良美智など,展示を連続してやるとのこと.
  13. アートギャラリーはアートを売って生計を立てるため,当然マーケティングをしている
  14. このメールを見て,わたしは「どう考えてもこれは「ゆるふわ」に焦点をあてたマーケティングなのだわ」と思った.そういう事実を正確に見抜いているのだろう.
  15. 非常にタイムリー にマーケティングの何たるやを学んだ.
  16. ちなみに,小山登美夫ギャラリーとかと同世代のギャラリー,90年代初頭~東東京の東でやってたのに,六本木とかちょっとセレブな若い街にきて,ついに若者のカジュアルな街,渋谷. 時代はかわるの感あり.
  17. (財布のヒモの余談 : 数日前になるが,大阪でみた草間彌生展に強烈な数の女性が詰めかけて全員がグッズを大量購入していた.美術館で人をかき分けたのは久しぶり)
  18. (そこで,私が思い出した言葉 : 芸術作品は,作家のドロドロした強烈な思い(執念/怨念てきな)がこめられたもの.それを部屋に飾ったら,こわいね    by明和電機)
  19. (特に草間の作品はつねに死ととなりあわせな自らの精神との戦いの様を残したものだから)
  20. 以上です

2012-03-31

'「女の理由」を全力で擁護したい」'という記事を書きました

こちらには,他の媒体にかいたものも,リンクをはって報告していくこととします.
みんなでやっているSiRiToというブログに,'「女の理由」を全力で擁護したい」'という記事を書きました

http://sirito.posterous.com/112603762

以上です

2012-03-17

STRUGGLE FOR PRIDE の FREE SMOKEEのいみやっと分かった

STRUGGLE FOR PRIDE というバンドがすきなのですが,その2006年のアルバムYOU BARK WE BITEのなかに入っているクレジット等記載した紙に,FREE SMOKEEとかかれたページがあります.これは,きっと大麻を合法?みたいなことをね,と思っていたのですが,6年もたって今日になってその意味が分かりました.
SMOKEEというライターがおり,2003年に10年の刑となりアルバムが出た当時は刑務所内にいたということなのだそうです.
そのSMOKEEは僕がすきな QP WANT MOSU SECT SPTE からZYS SUIKO BEL DISKAHといったメンツをまとめるTBKのかただということを知りました.
僕が最初にグラフィティをすげーとおもったのは,98年ぐらいで,桜木町の複雑なピースがバリバリって感じでした.風マガジンが出始めて,SCAクルーのひとたちとかを雑誌で見ておりました.
そこから2002.3.4.5.あたりは,スローアップとか,タギングがバリバリになってきて,東京の風景もかなり変化しました.それを担ってたのが上にあげたようなメンツです.
その人達が聞いてるハードコアはSTRUGGLE...という感じで,個人的にいろいろ別で収集してたものがひとつにまとまる感を持っていました.
いっぽう自分はその頃は,ジャズを深く聴いて,ベースを弾くという全く違うことをやっており,今になってこのような振り返りをして,ああそうだったのかーすごいなと思っている次第です.

このスプレー缶メーカーのブログに,大変詳しく載っております
ちなみに#2はQP #1はWANT SECTなので,興味がある方はぜひよんでみることをおすすめします

以上です

2012-02-01

女川のかまぼこ店「高政」の紹介を見てすごいと思った

ライフネット生命の岩瀬大輔さんのブログにて、宮城県女川町の老舗かまぼこ屋さん「高政」四代目、高橋正樹さんのことが紹介されていました。

女川の復興をめざして奮闘される高橋さんを訪ねたその記事を見て、おお!と思いました。

それは、その高橋さんのことを、私が参加しているsocial kitchenのワーキンググループ1というあつまりでも取材したことがあったからです。

ここclickしたらインタビュー映像のページに行きます

こういう核になられる方の存在が非常に大きく、その方の周りに人がどんどん集まってくる感じ。すばらしい方と思います。活動を積極的に外に向けて発信される姿勢を見習い、自分ももっと頑張ろうと思いました。

こうした活動をされている方の事を知ったり、現在拡散している放射能の値・被曝量と健康被害には閾値がある仮説・震災で被害を受けた地域の広さや人の多さ・などを鑑みたりすることから私は現在、

  • 放射能による健康被害のありやなしやとそれから派生する議論より、
  • 被災地域や人の生活をどのように復活するかという問題のほうが優先順位の高いのではないか

と感じています。

しかし、その感じも不十分なので、被災・原発・放射能・いまとこれからの生活…などのトピックで参加者が議論をして、それぞれ考えを深めるための場を4月15日開催予定のイベント(@tsukubanefarm)に合わせて企画してみたいと思います。

以上です

--
参考 高政のサイト http://www.takamasa.net/

2012-01-17

海外展開の激化にさいして思うこと

げんざい,会社の中にいると.はげしい海外展開のまっただなかであります.モノづくりに詳しい方には言うまでもないかもしれませんが,一番最初は販売拠点を海外につくる.これが60-70年代とか.つぎにメインの製造拠点を中国ほか海外に移していくてのがプラザ合意('85)以降の流れでした.そして現在,海外展開はより上流の設計開発機能まで及ぶようになりました(ほかに本社機能てのもありますが).そういった中で日々生きていると様々な人の意見を拝聴することがありますが,思ったことを書きとめます.


やまもといちろう『リーダーの値打ち』という良い本を読みましたが,以下のようなことが書いてあり,私もそのとおりだと思います.
...コンテンツ業界に限らず私たちが働くこと,スキルそのものも,どの会社に入って,どのような部門に入るのかも,見通しがつかない限り運によって上手くいったりいかなかったりと漂流することになります.漂流しなくて済む唯一の道は,拡大している業界や分野,変化に乗ずることであって...  [p. 152]
 そんな中,身の回りではこんな話もよく聞かれます.曰く,現状「海外に行く」が意味するのはノウハウが確立してない海外拠点に行って,技術者を育てて自立して設計できるようにするために立ち上げる的なことである.いま自分は拠点の設計者よりレベル高いゆえ良いが,この会社方針は結局は,私の技術を海外の設計者にトランスファーすることを意味しており,したがって,私の持ってる価値が海外設計者のそれと縮小均衡し,ついには逆転なんてこともありえる.だから,海外に行ってそういうことして自分をすり減らすより,国内でみずからの価値を高めるような職種をもとめたい,と.

こういう話を耳にすると,もったいないと感じます.やまもと氏の 指摘同様,もっとリスクとって突っ込めよーと思います.よくわからない変化の流れ,に乗ずることで,思いもしない 状態にみずからをジャンプさせることができるのではないでしょうか.私はいつもそれを求めていきたいです.


つまり私の好きな格言「君子危うきに近寄れ」は,やはり正しいと思います.


以上です

「池田信夫のいまさら聞けない経済学」メモ2

PART2とおさらい

1池尾先生の記事で,「今さらきけない…」で使われたグラフが紹介されていた.
http://agora-web.jp/archives/1385476.html


  • 公的純債務の対GDP比(%)




  • 日米欧のマネタリーベースの動き


2また,池田先生の記事にも復習が載っていた.

以下は,私のメモ
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PART.2
物価の上昇率だけで,景気の良し悪しをすべて語れるわけではないになる.
賃金上がってないのに物価だけインフレにしたら,正直ムリでしょうよ>リフレ派

デフレと景気はかならずしも両立する事項ではない.
景気悪い結果としてデフレがあるが.

名目金利;銀行とかの

実質金利は;金利が1%でもインフレ率が1%だと,実質金利は0%.

コマツの会長が,成長戦略(新興国)とムダ削減(国内)を同時にやってる.国もやれや!と.そのとおり!

増税はいまするか,あとでするか?という問題.するかしないかではない.→いましてほしい(私の意見)

以上

2012-01-15

「池田信夫の今さら聞けない経済学」メモ

出演者
池田 信夫(上武大学教授)
池尾 和人(慶応大学教授)
小幡 績(慶応大学准教授)
小黒 一正(一橋大学准教授)


PART.1

金融資産を抜いた債務の,GDPに占める割合はギリシャとまったく同じ.

今はお金貸してくれるひとがいる.
あと17年程で,日本にお金を貸してくれる人は居なくなる.
そしたら,国債は本当にピンチで,ギリシャみたいになる.

それを回避するには
2020消費税17%が最低必要.33%という話も.

国家は倒産しないby麻生太郎.でも,ギリシャは破綻しそうですがby小幡先生
国家が破綻した例は100ぐらいあります.たまたま最近60年ぐらい資本主義圏でおきてないだけbyロゴフ先生

円の価値が確実に下がるという確信をあたえてしまうと,資金が逃げる
(なにかあったら日銀券をすればいいんです,みたいな姿勢を国がみせてしまうと,
結果として資金流出をうみ,破綻へ)←麻生太郎がいってる,いざとなったら日銀みたいな意見は通用しない.

インフレになるのが良くないなら,日銀券をすこしずつすればいいのでは?

マネタリーベース=ベースマネー:現金と準備預金をあわせたもの
日本は,90年代以降,いち早く,急速に,¥を刷りまくっている.
米国は,リーマン後に刷りまくったが,日本は2002年時点でその量まで刷っています.

日銀が刷っても,銀行に溜まっているだけで融資先がない.したがってしょうがなくて国債を買う.という感じ.金融の側でいじっても実態経済のほうまで回ってない.

白川さんは,じつはすげー色々やっている!(通貨供給).地味なだけで...
しかし,データが示すように物価が全く上がっていない.インフレは全く起きなかった.
→ここからわかること.マネー供給によって,インフレ起こすことはムリだった.
財カットか,増税によって解決するしかない.

日本銀行の金融調整能力は世界的に評判高い,じつは.

リフレ派とは:人為的にインフレを起こすことができると信じる派.
→マイルドなインフレ率で財政再建はできない.
財政破綻への道ですよ.最終的にとんでもないインフレ率まであがっていかないとバランスしませんよ.

ドイツ国債買ったほうがいいですよ?
バーナンキの背理法.



あした,2をみよう