2009-01-14

経済の勉強 6

世界に存在するある歪み:アメリカがめっちゃ経常赤字なのに やってこれてた構造

対米投資がこれ以上あつまらないとしたら こんな赤字じゃやっていけないってのはわかる  (具体的には? ドルに対する信頼がどんどん揺らいだり 金融機関がまたどんどん倒産していくのだろうか デレバレッジ どういうよくないことがあるのかあんまり把握できてない)

アメリカが赤字を減らし 赤字出しながらいろんなものを消費する方向を改めるのは必至だとすると 日本の貿易黒字も減る 日本の貿易黒字は絶対減る (今までの輸出産業モデルの終わり) 08年の8月9月10月は前年同月比で1兆円くらい減った (単純だが このペースで行くと 1年で12兆円へる そしたら2007年の貿易黒字12兆円だから それが全部なくなる いままで12000000000000円もうけてたのに 0円になる)

アメリカよりも深刻な事態なのは日本 金融でなく実体経済の構造が行き詰ったから いままでトヨタを中心とする輸出関連企業が 働くお父さん的に日本家族を引っ張ってきたのが もう不治の病に

「実質為替レート」:例えば95年あたりのとくに為替介入ないときのレート(1ドル90円)が正常だとすると 日米の物価上昇率の差とか考えると 円高3%ですすんでいく計算 すると今は1ドル60円になる これは高すぎる? しかし介入がないとされるどの時点を基準にしても いまのレートは円安ということらしい 長期的にはもっと円高になることも十分ありえるのだろう

ハイレバレッジな投資:自己資本に対する借り入れの比率をめっちゃ上げる そしてリスク資産に投資する すると期待収益率はめっちゃあがる 同時にリスクも

1ドル投資すると確率1/2で1年後に3ドルか0.09ドルになる証券化商品があるとする 
19ドル借り入れて(利子は10%)20ドルの投資にする 1年後には60ドルか1.8ドルのどちらか 
利子を払うと58.1ドルかマイナス0.1ドルになる
期待値は58.1+(‐0.1)/2で29ドル 
1ドルの自己資本に対する期待収益率は2800%
すごいまさに錬金術
でも1/2という高い確率で負債を抱える可能性がある
(1000円かけてジャンケンをやり続けるみたいな感覚がする)

こういうハイレバレッジ市場はなくなるかもしれないけど 投資銀行のもともとの業務とか CDS?とかは残るのではないだろうか 証券化自体も目新しい手法ではないし 禁止したら株式取引自体の否定になる 再証券化を否定したら 投資信託もできない (自動車を運転すると事故にあうかもしれない といって家に引きこもってしまうジジババみたいな態度 必要なのは自動車を安全に運転する技術なのでは)

金融で騒がれたイギリスも住宅価格下落 公的資金注入 16年続いた景気上昇終わった でもイギリスの金融仲介の仕事はまだ存在し続けるのでは 産油国と中国が外貨準備の運用に関してイギリスのノウハウに頼るといった状況は残るのではないだろうか

08年10月 google純利益前年同期比31%up IBM200%up amazon48%up apple26%up… カリフォルニアは住宅バブルの崩壊がひどすぎる地域 なのにそこにあるIT企業は金融危機でも業績がよい アメリカ社会の多様性

つづく

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